昔の作品を見てみた
いつだったかネットサーフィンをしている時、
「幼い頃に見るとトラウマになるかもしれないアニメ」的なタイトルのページを発見し、興味津々に覗いたことがあります。
確かにキツイ物が色々とありましたが、その中で割りとまともそうな作品があったため
どの程度すごいのだろう?とドキドキしながら、一本借りてみました。
借りたのはこれ。
ウォーターシップダウンのうさぎたち
調べてみると、原作は同じタイトルの児童文学。
なんとカーネギー賞とガーディアン賞という児童文学賞をとっているのです。
つまり世間的には"名作"ということになります。
さぁ、ここからは若干のネタバレが発生します。
ご注意下さいませ。
内容は、完全にネタバレにならない程度に書くと、
ウサギ達が自分達を守るために逃げ、冒険し、そして自分達が反映していくために戦う。そんな物語です。
ガンバの冒険に少し似ているかな?
パッと調べてみただけですが、少なくとも問題作ではございません。
そうなるとさらに疑問なのです。
問題作を映像化して、"トラウマになりそう!"というのは分りますが、名誉ある賞を受賞した作品をアニメ化してなぜトラウマに?
その答えは再生した瞬間分ったのであります。
絵が独特すぎるのです・・・・・・
ウサギだからといって、別にカワイイ訳でもない。
妙にリアルなのです・・・・・・
いや、リアルだったらカワイイはずなのですが・・・・・・かわいくない。そんなリアル感。
そして一番の問題は、ストーリーの途中で起こる"戦い"とか"自然の厳しさ"を描いてあるシーンでした。
何というか・・・・・・リアルなのです。
鷹みたいな鳥に捕獲されてしまうウサギ
苦しみぬいて死んでしまうウサギ
戦い、傷つくウサギ
そこまで苦悶の表情にせんでも・・・・・・というリアルさがそこにはありました。
確かにちょいとショックは受けるかもしれないですね。
小学校低学年に見せたくはないなぁ。
中学生とか、多少自然の世界は厳しいということが理解できている年齢からでしたら全く問題なく視聴できるはずです。
お勧めはしませんが、興味のある方は見てみるといいかもしれません。