今更ながらに、口の開け方について学び直します。

ひらがなの「あ」から、「ん」までの口の開け方、使い方について学び直しております。
つい最近ではなく、かなり前からなのですが……

勉強したての時は殆ど気にしていませんでしたが、
経験を積めば積むほど、「誤解なく音を伝える」「意味を伝える」ことの難しさが身にしみます。


例えば……

舌や口周辺の筋肉が少し変な動きをするだけで、口から発せられる音が違ってきます。
「く」と言っているつもりが「き」に聞こえたなんてことはよくある話です。

あとは、「○○などの〜」と文章が書かれている場合です。
(人によって言いづらい言葉は違います。僕の場合は、という意味合いでご理解下さい)
日常でしゃべる速度を維持しながら、キレイに発音しようとすると、非常に難しかったりします。
これは口の筋肉が音を発するまでに、所定の位置まで動ききれていないために起こる現象です。

これらのことは気にしなければ、おそらくスルーしますし、されると思います。
しかし、今現在第一線で活躍されている方は、もれなく美しく喋られているため、いつかは確実に問題となる日がくると思います。

「オレ普通に喋られるからいいや」と思っている喋り手の方、
養成所生はもれなく。預かりレベルでもかなり微妙だと思います。ご注意ください。


こんなことをなくそうと、端からみたら細かーい作業ではございますが、
じっくりと矯正をしていくわけであります。

そして今日もまた、一人、地味〜に、唇を動かす訓練、筋トレをします(笑)