宣材写真 〜「自分はこういう人です」アピールするためにやること、初心者編〜

第1回目?は、宣材写真の重要性についてです。
用意する必要があるけど、実際どうなの?という方向けです


まず"宣材写真"と聞いて、何それ?と思う方も多いはず。
タレントさんや役者さんの所属している事務所のHPで
その方の経歴と共に、いい感じに撮られている写真があると思います。
あれです。

要は見てくれた人に対して、どんな人物か印象を伝えるために
必用となるツールなのです。

宣材写真が必要となった方が、
その意味合いや影響がはっきり分かっていない場合、
おろそかになりがちなのです。

僕の場合も、声優、ナレーターを志すにあたって、
"宣材写真?そこまで必要なのかな?"
"自分の姿形が分かればいいじゃないの?"
"自販機の証明写真じゃダメなの?"
と思っていました。正直。職業柄必要と思えなかったのです。


しかし、
普通、僕らはテレビや雑誌で気になる人の名前を知った場合、
「○○さんってどういう人だろう?」と思って調べると思うのです。
検索結果には経歴と一緒に写真が出てくるはずです。
その中に確実に、この宣材写真が入ってくるのです。

そして僕らは、
「ああ、こういう人なんだ〜」と思い、次の瞬間に
「渋いな」「格好良いな」「結構かわいいじゃん」
なんて思うのです。皆さんもそんな経験ありませんか?
それは僕含めた一般の方だけでなく、採用する人も同じことを感じるはずです。

宣材写真はその時に効果を発揮します。
「あ、この人いいかも」と思わせるために必要なのです。


そう考えると、おろそかに出来なくないですか?
僕はヒヤッとしました。以前撮った写真に反省点がいくつもあったので…


注)恐ろしく重要そうに書いていますが、挑む職業によってその重要性は変わってきます。
当然、映像の世界の方や、人前に出てパフォーマンスする人、CAさんなど、
人物の雰囲気や人柄、美貌を求められる職に関してはとても重要です。
それに対して、声優、ナレーターは…多様化し過ぎて正直分からないところがあります…
自分の方向性によって変わると言ったところでしょうか。

そんな風に僕は思います。